吉江豊選手が主催する、新木場大会第2弾として行なわれた『吉江豊 White“プロレス”Day』は、ドラディション vs 東京愚連隊対抗戦(シングル3本勝負)、KーDOJO現チャンピオン真霜拳號選手初出場等で熱く盛り上がった。
売店では、吉江汁、ドラ丼、ドラ粥、ドラポテと趣向を凝らした手作りグルメが並び、大雨の中、早くから足を運んでくれた、たくさんのファンの方々が舌鼓を打った。
*ドラディション VS 東京愚連隊〜6人タッグマッチが急遽追加
シングル3本勝負で行われたドラディションと東京愚連隊の対抗戦は、○長井(ドラディション)vs×NOSAWA論外(愚連隊)、○ヒロ斉藤(ドラディション)vs×MAZADA(愚連隊)でドラデョションがストレート勝ちとなった。だが、自分の出番が回ってこなかったことに不服なTAKEMURA(愚連隊)が、『オレら愚連隊は6人タッグなら誰にも負けない!』と6人タッグマッチを要求。シングルを終えクタクタの愚連隊メンバーもTAKEMURAの理不尽な要求に異を唱えたが、TAKEMURAがメンバーを説得。会場からの声援もあり、休憩をはさんで、同じメンバーで6人タッグが行われることとなった。
全試合終了=出場選手記念撮影
タッグマッチでは愚連隊が本領を発揮。レフェリーの目を盗み、巧みなラフファイトでドラデョションチームの動きをかき乱す。ドラデョション勢も正攻法で立ち向かったが愚連隊は見事なコンビネーションで反撃。最後は愚連隊の波状攻撃が長井を襲い、TAKEMURAが、M−9で長井をマットに沈めることに成功。シングルではドラデョション、タッグマッチは愚連隊が勝利した。
*ドラデョション vs KーDOJO
KーDOJOから、現CHAMPION OF STRONGEST-K 王者である真霜拳號が初出場。同じくKーDOJOの滝澤大志とのタッグで、ドラデョションの看板レスラーである、藤波辰爾、吉江豊組に挑戦した。KーDOJO組は、スピード感のある攻撃で吉江に真っ向からぶつかるが、吉江は余裕で受け止め一蹴。だがKーDOJO組は一歩もひるまず、150キロ吉江、ベテラン藤波に勝負を挑む。ドラデョション組は滝澤に集中攻撃を仕掛けるが、滝澤は熾烈なチョップ、張り手合戦にも耐え意地を見せる。タッチを受けた真霜は無道(変形羽根折り脇固め)で藤波をギブアップ寸前まで追い込んだが、吉江がカット。最後は滝澤が吉江のダイビングボディプレスで圧殺された。
吉江は試合後、「これからもドラデョションを大きくしていくため、こういう大会をどんどんやりたいと思っています。よろしくお願いします!」とリング上で挨拶。
藤波は「今日は吉江に助けられた。次のシリーズに向けてもっとコンディションを整えなければ・・・。30日の後楽園ではオレ達レジェンドが若い世代になにかを伝えたい」とコメント。
初出場だった真霜は「このリングでもっとじっくり戦ってみたいです。もう1回挑戦させて下さい!」と、真摯に再戦を要求した。
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