RESULT

0DRADITION 2017


後楽園ホール   18:00開場 19:00開始

SKY HIGH DRAGON ツアー
全試合配信中!

観衆:1,212人

大会のポイント

メイン:藤波&マスカラス&武藤 VS カブキ&人生&KAZMA
ミル・マスカラス、DRADITION 初上陸!
セミ:藤原&越中 VS 長井&ヒロ
ヒロと越中の因縁対決!
第3試合:大谷&高岩 VS AKIRA &デルフィン
熱気あふれる4者の闘い!デスバレーが見事にさく裂!

第1試合(田村、蓮見 vs 倉島、三州)
 前回の後楽園ホール大会(4月20日)同様、第1試合で倉島と三州が中年タッグを結成。田村と蓮見を迎え撃った。
 つい最近、7日間で275.96キロを走る世界一過酷な『アマゾン・ジャングルマラソン』を走破する偉業を達成した“銀座の若大将”三州は、仮面ライダーアマゾンを思わせる緑と赤のコスチュームで出陣。一方の倉島はモグラ獣人のような構えで田村と蓮見を威嚇。体重差を生かした柔道殺法で蓮見をマットに叩きつけ、バタフライロックでぐいぐいと絞り上げた。
 蓮見も鋭い足関節技、アキレス腱固めで中年コンビに対抗。田村の放ったミサイルキックで形勢逆転すると、素早いサムソンクラッチで三州から3カウント奪取。HEAT-UPを率いる灼熱の伝道者が勝利の雄叫びを上げた。

第2試合(浜、LEONA vs S・タイガー、将軍岡本)
 現レジェンド王者のスーパー・タイガーとLEONAの先発でスタート。両者が軽やかなステップを踏み鳴らし対峙していたが、お互いがパートナーにタッチした瞬間に、リング内はゴジラと大魔神が闊歩したかのような重量音が鳴り響く。
 ドラディション初上陸となった将軍は、SMOPの盟友・浜の225キロの体重に吹っ飛ばされると、LEONAを強烈なボディスラムで叩きつけてウサ晴らし。だが、ロープに飛んだLEONAが機転を利かせた強烈なフライングエルボーで将軍を撃ち抜き、勢いをストップ。続けて浜のコーナープレス、そして巨尻弾で将軍を圧殺。浜の好アシストを受けたLEONAは、スーパー・タイガーの蹴撃に耐え抜きつつ、足4の字固めに捕えて金星を狙ったものの、ギブアップまでには至らず…。最後はスーパー・タイガーに背後に回られ、バックドロップホールドで叩きつけられ、悔しい3カウントを許した。

第3試合(大谷、高岩 vs AKIRA、デルフィン)
 全員がベテランなのに、どこか新鮮な雰囲気が漂うタッグ戦。新日本プロレス育ちの大谷と高岩は序盤から、先輩にあたるAKIRAを標的に顔面ウォッシュ、コーナーに逆さづりにしてのドロップキックなど、敬意のカケラもない攻撃に終始。最年長ながらコンディションの良さを見せつけたAKIRAは、鋭い切り返しからSTFで高岩にからみつき、コーナートップからのムササビプレスで大歓声を浴びた。
 タッチを受けて登場したデルフィンも大阪臨海アッパー、そして本家本元にして元祖のスイング式DDT、デルフィンクラッチで高岩を捕獲したが、大谷のカットで3カウントならず…。最後は大谷がデルフィンの背中めがけてミサイルキックを発射。間髪入れず、高岩がデスバレーボムでデルフィンを叩きつけて3カウント。ゼロワンタッグが強さと存在感を示した

セミファイナル(藤原、越中 vs ヒロ、長井)
 4選手の入場だけで、観客席は歓喜の大熱狂。48歳にして「もっとも若造」となってしまった長井は、そのストレスを発散するかのように序盤から越中を場外に叩き出して大乱闘。時を同じくリング上では藤原組長がヒロ斉藤を肩固めで押さえ込むという、デスマッチ系とUWF系プロレスの融合ぶりだ。
 しかし藤原組長も頭突きからラフ殺法にスイッチオン!
 ヒロをコブラクローで痛めつける。「大・越中コール」で気分もノリノリな越中は、ヒロのセントーン2発をカウント1でハネ返してしまうと、ヒップアタック連発でケツ祭り。再三、場外乱闘に持ち込んできた長井に対しても、後楽園ホール北側舞台上からのケツ爆弾落下で撃退。最後はコーナーに登ると、観客席にアピールしつつ、ミサイル式のケツ爆弾投下でヒロを粉砕した。
 試合後、マイクを握った越中は「みなさま、恒例のヤツを!」と前振りし、「やってやるって〜!」と、これまでバックステージか、ケンドー・コバヤシのモノマネ芸でしか聞くことができなかった「生・やるって節」を披露。後楽園に詰め掛けた「越中フリーク」を熱狂させたって!  

メーンイベント(藤波、マスカラス、武藤 vs カブキ、新崎、KAZMA)
 KAZMA、新崎、カブキの時代を超えた海外雄飛トリオがリングに揃い踏みすると、続けて武藤が入場。そしてマスカラスが、プロレス入場音楽の草分けともなった大人気曲『スカイハイ』とともに、パープルとゴールドを基調としたきらめくマスク、コスチュームでドラディションのリングに初登場した。しんがりを務めた藤波は戦国武将の甲冑をイメージした新ガウンでリングイン。夢のトリオが実現した。
 試合は武藤とカブキの「親子対決」からスタート。徹底した左腕攻め、アッパーカットで武藤を威嚇したカブキが新崎にタッチすると、同じく武藤からタッチを受けた藤波が左腕攻めで新崎を捕獲すると、新崎と交代したKAZMAの挑発を受ける形で藤波がマスカラスにタッチ。
 KAZMAと対峙したマスカラスは軽やかな巻き投げでKAZMAを転がすとサーフボードストレッチで絞り上げ、さらに伝家の宝刀、フライング・クロスチョップ2発で圧倒。場外に避難したKAZMAに対し、プランチャーまで見舞わんとしたが、慌てたKAZMAが走って逃げたために未遂に終わった。
 その後、藤波とカブキのパンチ合戦を経て、武藤がドラゴンスクリュー→足4の字固めの黄金パターンで新崎を捕獲すれば、藤波はカブキにコブラツイスト。負けてはならじと最年長のマスカラスもKAZMAをコブラツイストで捕え、夢のトリオが後楽園ホールの観衆に名シーンを披露した。
 新崎が藤波の右腕を絞り上げてのトップロープの上を「拝み歩き」すれば、KAZMAも藤波に対して「掟破りの逆ドラゴン・リングイン」を見舞うなど、全員が持ち味をフルに発揮。だが、戦局を冷静に見ていた藤波がドラゴンスクリュー連発で敵陣営を一気に分散させると、棒立ちになったKAZMAに対して武藤がシャイニングウィザード。そのスキにトップロープに登ったマスカラスが、青息吐息のKAZMAに華麗なるフライング・ボディアタックを放って3カウント。夢のトリオが勝利を飾った。

 3人の勝利を祝う大歓声の中、特別ゲストの初代タイガーマスク(佐山聡)が登場し、「ボクらの憧れでした。ボクらはすべてマスカラスさんによって作られたようなものです。いつまでもお元気で」と花束贈呈。大団円のフィナーレとなった

試合結果

第 1 試合 タッグマッチ 20分1本勝負
蓮見隆太
○田村和宏
10分33秒
サムソンクラッチ
倉島信行
三州ツバ吉×
第 2 試合 タッグマッチ 30分1本勝負
×LEONA
浜亮太
15分01秒
バックドロップホールド
将軍岡本
スーパー・タイガー○
第 3 試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○高岩竜一
大谷晋二郎
14分02秒
デスバレーボムから
片エビ固め
スペル・デルフィン×
AKIRA
第 4 試合 45分1本勝負
○越中詩郎
藤原喜明
11分45秒
ミサイルヒップアタックから片エビ固め
長井満也
ヒロ斉藤×
第 5 試合 6人タッグマッチ 60分1本勝負
スペシャル6人タッグマッチ
武藤敬司
○ミル・マスカラス
藤波辰爾
12分40秒
フライングボディアタックから
体固め
KAZMA SAKAMOTO×
新崎人生
ザ・グレート・カブキ
試合写真
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