11/19 後楽園ホール大会『DRADITION 新たなるステージ〜BATTLE NEW STAGE』記者会見
8月21日(水)都内・マガジンプラスにて、11月19日に行われる後楽園大会に関する記者会見が行われた。
会見には、藤波辰爾(ドラディション社長)、丸藤正道(プロレスリング・ノア副社長)、藤波怜於南(藤波辰爾・長男】が出席し、メインカードと、藤波怜於南、蓮見隆太(スネークピット)のダブルデビュー戦が行われることが発表された。
■決定対戦カード
藤波辰爾 & 金本浩二 vs 初代タイガーマスク & 丸藤正道
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■丸藤選手の世界に飛び込んでみたい
藤波:「今回、『新たなるステージ』ということで、丸藤選手を招聘しました。丸藤選手には、以前から興味がありましたが、なかなか対戦する機会がありませんでした。今回初めて手を合わせます。ドラディションは、年間の興行数が少ないだけに、40周年を越えた今、一回一回、ただリングに立つだけではなく、自分もゾクゾクして、ファンも興味を持ってくれるようなカードを組んでいきたいと思っています。今回は、今まで自分がやってきたレスリングとは違う、丸藤選手の世界に飛び込んでみたいね」
■古きを知り、新しきを作っていきたい
丸藤:「藤波さんから直接オファーの電話をいただきました。今、自分の団体では、上の先輩方がいなくなったので、先輩方に触れる機会も無い中、こうして声をかけていただけたことを、大変、光栄に思っています。先輩方がプロレスの発展にがんばっている中、自分達もそれを受け継ぐため、この機会に、しっかり体感、勉強したい。古きを知り、新しきを作っていきたいです。自分にできる精一杯をリングの上で出していきたいと思っています」
■会見に出席できなかった初代タイガーマスクと金本浩二選手のコメント
初代タイガーマスク選手
「初代タイガーマスクです。本日は出張中の為、会見に出席出来ず、申し訳ありません。 今回の対戦カードをお聞きした時に、これは“ストロングスタイルの息吹”を感じさせる試合だなと思いました。さすが藤波さん、プロレスの復活に向けて、よく考えられたカードだなと感じます。この空間に皆さんと立つことを私自身も楽しみにしております。ファンの皆様も、是非会場に来てくださいね」
金本浩二選手
「この度、藤波さんと組み、佐山さん、丸藤選手と対戦出来る場を与えてくれましたドラディションに感謝致します。この試合はファンの皆様以上に自分自身が興奮しています。
藤波さんに憧れ、自分はこの世界に入門し、この歳までやってこれました。藤波さんが居たからこそ今の自分があります。憧れの大先輩藤波さんが同じコーナーにいてくれるので、自分は安心しておもいっきり戦いたいと思います。
そして対戦相手ですが佐山さん、もう言わずと知れた素晴らしい選手です。その素晴らしさは自分が身を持って経験していますので…。ただ試合となれば話しは別ですので!
で、もう一人の対戦相手ですが、丸藤選手。彼とは新日本時代に対戦していますが、今回はその時の遺恨なしにプロレスを楽しんでみたいと思います。
この試合は自分のプロレス人生の宝にしたいですし、ファンの皆様にもこの4人の戦いを目に焼き付けて頂きたいものです。 自分はプロレスの歴史に残る戦いにしたいと思います」
■藤波怜於南デビュー戦決定
4回のエキシビションマッチを行い、現在も練習中の藤波辰爾長男〜藤波怜於南のデビュー戦が決定。対戦相手は未定。
8月22日から約1ヶ月、イギリスのマンチェスターにあるビリー・ライレージムにキャッチ修行に出かける藤波怜於南が、デビュー戦に向けての意気込みを語った。
怜於南:「11月19日に、正式にデビューさせていただけることが決まりました。レスラーになりたいと表明してから、練習を重ね、5月29日の後楽園ホールで初めてエキシビションマッチをさせていただき、7月、8月と、レジェンドの巡業でも勉強させていただきました。いろいろな先輩レスラーの方々と触れ、プロレスのきびしさ、怖さ、難しさを日々実感しています。自分が今、どういった立場で、どういったレベルかは痛感しているので、デビュー戦で誰と戦いたいとかそういうのはまったくありません。 大学に通っている都合で、長期休暇になるとイギリスに行って練習するんですが、イギリスでは、大きな選手がたくさんいるので、自分より大きい相手に、どう戦っていけばよいのか、技術や、力強さを学んできたいと思っています」
藤波:「デビュー戦の相手は、イギリスでの成果にもよりますが、今のところ、僕がやるという可能性は薄らいでいます。僕も30日からイギリスに行き、怜於南の練習や仕上がり具合をみてくるつもりです。デビュー戦の相手は、帰国してから決めることになるかと思います」
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