11.19 後楽園ホール「IMMORTAL DRAGON」第1弾カード発表記者会見
2014年9月25日(木)都内・U-FILE CAMP調布(西調布格闘技アリーナ)にて、11.19 後楽園ホール大会「IMMORTAL DRAGON」の第1弾カード発表記者会見が行われた。
“ 藤波辰爾 VS 丸藤正道”、“関本大介 VS LEONA”のシングル戦2試合が決定し、藤波辰爾、丸藤正道、関本大介、LEONA 選手が出席。それぞれが闘いにかける意気込みを語った。
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スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負藤波辰爾 VS 丸藤正道
シングルマッチ 30分1本勝負
関本大介 VS LEONA
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■藤波辰爾 VS 丸藤正道
昨年、還暦を迎えた藤波が、現GHC王者・丸藤との一騎討ち。還暦を迎えた藤波にとって、新たな挑戦とも言える一戦。 藤波は、昨年のレジェンド・ザ・プロレスリング7.14福岡での長州力戦以来、約1年4ヶ月ぶりのシングルマッチ。
藤波:「この大会は、還暦を迎えた自分がどのような戦いができるのかが一つのテーマ。リングに立つ以上、単に立つだけではなく、刺激ある試合がやりたいと現トップレスラーであり現王者である丸藤選手に一騎打ちのオファーをしました。60歳の自分の希望を受けてくれるのか半信半疑だったけれど、快くOKの返事をいただきました。
しばらくシングル戦がなかった中での、逃げ場のない60分シングルマッチとなる。この試合を受けてくれた丸藤選手に感謝です」
丸藤:「ご指名いただき感謝します。藤波さんには尊敬の念しかありません。ご謙遜されていますが、心の奥底では熱いものがあると思っています。全力で藤波辰爾を倒しにいかせていただきます」
藤波:「前回のタッグ戦では、丸藤選手をあまりつかみ切れていなかったので、今回、ぜひともそれを引き出したい」
丸藤:「前回は相対するだけで楽しかった。今回はシングルということで前回以上に楽しみです。
当日まで、GHCの防衛戦も控えていますが、もちろん防衛して、ノアの顔として藤波さんの前に立ちたいです。試合なので、勝負させていただきます。藤波辰爾を楽しみすぎないように、気をつけたいですね」
--- ベルト挑戦については?
藤波:「ぜひ、そう口に出せるようなものを見せますよ。実際、生で見たことがないので見てみたいし、もしやれるとすれば、最後の挑戦だね」
丸藤:「60分やる気持ちはありますし、おそらく藤波さんも気持ちは同じ。僕もまだまだ発展途上のレスラーだと思っているので、一つの糧となるような試合をしたい。それを味わうため、60分やるかもしれないです」
--- 88年8月8日フルタイム猪木戦について
藤波:「あのとき自分は35歳。あのときの猪木さんのコンディションに匹敵するよう、試合まで有意義に調整します」
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■関本大介 VS LEONA
LEONA は今大会でデビュー1周年を迎える。デビュー戦の船木誠勝戦から始まり、丸藤正道選手とのシングル戦、タッグ戦では長州選手ともぶつかった。今回のシングル戦は大日本プロレスの実力選手関本大介選手に決定。 関本選手の圧倒的なパワーを前に、LEONA 選手はどう受け止めて攻めるのか。試練のシングルマッチ。
藤波:「今までとは違った大きな試練になるであろう関本選手に決定しました。パワーファイターである関本選手にぶつかったときに、LEONAが何分持ちこたえられるのか、というのもあるし、何を感じるかという部分も頭の中にあります」
関本:「藤波さんにはたくさんのことを教わってきました。今度はそれを伝えていかないといけない。試合では、LEONA にそれを伝えたいです」
LEONA:「たくさんの選手と戦わせていただいた貴重な一年でした。関本さんの試合は、リングサイドでいつも見ていました。戦わせていただけるチャンスに感謝します。一年戦ってきた中での自分なりのものを精一杯出したいです」
関本:「LEONA は基礎に忠実な選手。基礎をとても大事にしている。それは藤波さんの教えだと思っています。自分は、それにプラスして、気持ちの部分を伝えられればと思っています」
LEONA:「関本選手の試合をリングサイドで見ていたとき、肉体的な大きさ、圧迫感、力強さを凄く感じていました。自分がそんな凄い選手と戦うことが決まって、とても衝撃的でしたが、自分が一年間やってきたもの。キャッチなどの技術が、どれだけ通用するのか試してみたいです」
関本:「とにかく熱い気持ちを見せて欲しい。プロレスへの情熱を見せて欲しいと思います」