大会のポイント
ヒロ斉藤デビュー40周年メモリアル大会第2弾が大阪ATCホールで行われた。第1試合道頓堀プロレスの熱戦から幕を開けての全6試合、ファンの熱い声援が会場を埋め尽くした。
◎第2試合(倉島&LEONA vs タカ&冨宅)
三州ツバ吉が、アルティメットスパイダーJr.とのタッグで、安藤雅生から初勝利。
スパイダーマンのキャラでリングに立っている三州は試合後、「念願の初勝利を、このタッグで獲れたことが何より嬉しいです!」と喜びのコメント。
◎第3試合(倉島&LEONA vs タカ&冨宅)
試合終了後、怪我から復帰をしたLEONAがマイクを取り「僕は1年3ヶ月、十分なほど休んだので1試合じゃ足りないんです! だから、メインイベントの最後の1枠(船木欠場による)僕に行かせてください! お願いします!」と大阪のファンに直訴。大阪ファンからの声援で、「X」枠はLEONAに決定した。
◎メインイベント(藤波&藤原&LEONA vs ヒロ&越中&ライガー)
藤波辰爾・LEONA親子と藤原組長のタッグに、獣神サンダー・ライガー、越中詩郎、ヒロ斉藤組が対戦。ダブルヘッダーとなるLEONAは、序盤からライガーを挑発するも、息の合ったベテランタッグに翻弄され、場外戦にもつれ込む。ライガーのスライディングで客席に吹っ飛ばされたLEONAに越中がエプロンからのヒップアタック。さらにマットを剥いでパイルドライバーと非情な攻撃が続く。リング上に戻ったLEONAは、ライガーへの攻撃を返し藤原にタッチ。藤原が頭突き連発で斉藤組みを蹴散らすとライガーへ脇固めで決めにかかるが斉藤がカット。藤波も越中にドラゴンスクリュー、ドラゴンスリーパーと畳みかけたがライガーがカット。藤波、藤原のサポートを受け、LEONAは斉藤と対峙。1度目のセントーンはカウント2で返し、素早い丸め込み連発で斉藤から3カウントを狙うLEONAだったが、全て返されカウント2止まり。ベテラン斉藤は、2度目のセントーンで力尽きたLEONAから3カウントを奪った。
◎ヒロ斉藤 40周年記念セレモニー
後楽園大会でのセレモニーでマイクを強要された斉藤は、藤波がマイクで斉藤へ祝辞を述べるも、エプロンに立ち警戒した表情。マイクはライガーへ手渡され、自らの引退を目前に控えたライガーは「大阪の皆さん、僕は来年の1月に30周年で引退します。それより10年多いヒロさんに、この先50周年、60周年・・・70周年まで行ってください! 本日はありがとうございました!」と、斉藤へエールを送った。
最後に怪我で試合はできなかったが、先輩の記念興行に駆けつけた船木誠勝がリングイン。斉藤に花束を渡し「今日はすみませんでした! ヒロさん、だんだん先輩達がいなくなってしまうとさびしいので、引退しないでください。次は45周年で!」とコメント。
終始首を横に振り続けていた斉藤だが、強引にマイクを握らされると「本日はありがとうございました。あっという間の40年でした。何も考えることのできない40年でした」と挨拶。斉藤のテーマ曲が会場に流れる中、40周年記念興行2大会の幕が降りた。
試合結果



ロマンチックシティ






逆片エビ固め
安藤雅生







羽折り固め

タカ・クノウ






ツイスターから
片エビ固め

金本浩二






ストレッチプラム

田中将斗







藤原喜明
藤波辰爾
セントーンから
片エビ固め
越中詩郎
ヒロ斉藤




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