RESULT

0DRADITION 2017


大阪南港 ATCホール Cホール   11:30開場 12:30開始

SKY HIGH DRAGON ツアー
観衆:1,300人(満員)

大会のポイント

メイン:藤波&長州&マスカラス VS カブキ&越中& AKIRA
仮面貴族と平成維震軍の対決!
セミ:藤原&冨宅 VS 長井&ヒロ
至高のプロレスここにあり!
第3試合:佐野&高岩 VS 金本 &デルフィン
全員が気まぐれ、そして個性派の戦い!

 2017年10月29日、1995年10月29日に伝説の「無我」旗揚げから22年。原点の地、大阪南港にある大阪ATCホールに藤波が帰ってきた。
 台風が接近する中、ATCホールで《DRADITION 2017 SKY HIGH DRAGON ツアー》最終戦が行われ、1,300人(満員)のファンが集まった。

 前半戦は若い力と様々なスタイルの戦いで、プロレスの原点、本質を体感できる激闘が繰り広げられた。
 セミファイナルでは、藤原組長がかつての弟子・冨宅飛駈を従え、熟練のラフ殺法でドラディション本隊のヒロ斎藤、長井満也組を翻弄。両者の絶妙な間合いと駆け引き、そして場外乱闘で客席を巻き込む熱戦を繰り広げた。
 藤原組の破天荒な反則技に青息吐息となったヒロ斎藤だったが、長井がハイキック連発、キャプチュードで試合の流れを引き寄せ、みちのくドライバーで冨宅をマットに叩きつけると、ヒロがダイビングセントーンでとどめを刺し、ドラディション組が白星を奪った。

 メインでは、山吹色をした新調・平成維震軍の道着を身につけたAKIRA、越中詩郎、ザ・グレートカブキがタッグを組み、藤波辰爾・長州力・ミル・マスカラス組と対戦。レジェンド選手の入場に会場はMAXの盛り上がりをみせる。
試合は長州vs越中からスタート。越中がヒップアタックで先制をかけるが、長州は越中の攻撃をはねつけ、サソリ固めに持ち込むが未遂。藤波も加勢しマスカラスに繋ぐ。マスカラスは得意のメキシコ流の複合技でAKIRAを翻弄。しっかりとペースを握ると、藤波もドラゴン殺法で畳み込む。
 AKIRAがムササビプレス、越中がダイビングヒップアタックと大技を繰り出すが、長州がラリアットで越中をなぎ倒すと藤波が AKIRAにドラゴンスクリュー。やっとのことで立ち上がったAKIRAを藤波がガッチリとホールドした瞬間、すでにトップロープから離陸態勢に入っていたマスカラスが華麗なフライングボディアタックを見舞い、3カウントを奪った。

 試合後に、初代タイガーマスクが特別ゲストとして登場。中学生の頃から憧れの存在であったマスカラスに感謝の言葉とエールを贈った。最後はともに時代を築いたマスカラス、藤波、初代タイガー、長州の4名で記念撮影。
 大歓声の中、大阪大会の幕が閉じた。

試合結果

第 1 試合 タッグマッチ 20分1本勝負
デストロイカー
×武士鰹
12分30秒
逆エビ固め
エビルマン○
ふぐ面デスラー
第 2 試合 シングルマッチ 30分1本勝負
×ユン・ガンチョル
12分57秒
羽根折り固め
倉島信行○
第 3 試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○LEONA
10分04秒
逆さ押さえ込み
橘 隆志×
第 4 試合 タッグマッチ 30分1本勝負
×高岩竜一
佐野巧真
13分04秒
デルフィンクラッチ
ホールド
スペル・デルフィン○
金本浩二
第 5 試合 タッグマッチ 45分1本勝負
×冨宅飛駈
藤原喜明
16分29秒
ダイビングセントーン
から
体固め
長井満也
ヒロ斉藤○
第 6 試合 6人タッグマッチ 60分1本勝負
スペシャル6人タッグマッチ
○ミル・マスカラス
長州力
藤波辰爾
8分53秒
フライングボディアタックから
体固め
AKIRA×
越中詩郎
ザ・グレート・カブキ
試合写真
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