三沢光晴選手急逝~藤波辰爾コメント
昨夜、株式会社プロレスリング・ノアの三沢光晴代表取締役社長が試合中に倒れ、搬送先の病院で亡くなられました。
2000年にプロレスリング・ノアを立ち上げ、社長として、選手として今後の活躍が期待されていた三沢選手の突然の訃報に、驚きと共に寂寞の感を禁じ得ません。
三沢選手とは、2007年9月にプロレスリング・ノア日本武道館大会でタッグで対戦したのが最初で最後、私のレスラー人生の中で実現したかった三沢選手とのシングルマッチも叶わぬ夢となってしまいました。団体間の規制も少なくなってきた今、三沢選手には、是非このドラディションのリングに上がってもらいたいと思っていた矢先でしたので、本当に残念でなりません。
三沢選手が、志半ばにして逝ってしまわれたこと、団体の長、そして一選手として、さぞや遺憾であられたであろうことと思います。
プロレスリング・ノアが、三沢選手の築かれた礎のうえに今後ますます発展を続けられるであろうことを願い、ここに謹んで哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈りいたします。
藤波辰爾