LEONA公開練習〜船木に弟子入り
3月18日、都内西調布アリーナにて、LEONA公開練習が行われた。
LEONAは、2週間のイギリスでの短期修行を終え、午前中に帰国したばかりで道場に直行。コーチとして、昨年11月19日のLEONAデビュー戦の相手でもある、船木誠勝選手を招聘。
打撃のうまさでは定評がある船木選手に、キック、パンチ、寝技、ガードの仕方、リングでの動き等、細かい指導を受けた。
LEONA は今後も、船木選手の指導を受けることが決まっている。
LEONA:「2週間、マンチェスターのロイ・ウッドのところで練習して、今日の午前中に帰国し、そのままここに来ました。
イギリスでは、大きな選手にグチャグチャにされながらも、有意義な練習ができました。デビュー戦の相手をしてくださった船木選手に、こういう形で練習をみてもらい、打撃という自分にとって新しい部分を教えていただけるこ幸せを噛みしめながら、がんばっていきたいと思っています。そして一日も早く勝ちたいです」
船木:「1月の試合(2014年1月13日後楽園)を観て、坂口征夫の打撃に手こずっていたという印象を受けたので、『打撃との付き合い方』『打撃のセオリー』などをみっちりやりました。まだまだやることはいっぱいあります。
LEONAくんは新人選手の中では、覚えが早いので、どんどん先に進んでしまいました。多分、イメージができているからだろうね。あとは反復。頭で考えなくても体が動くようになるようになるといいね。反復して慣れることだね」
藤波:「船木選手に教えてもらうことで、自分に足りないところを補っていってほしい。
『怖がらずに、受けるんじゃなくて逃げる』ということ。
今の時代、嫌でも打撃は避けて通れない道。しばらく、船木選手に預けたいと思っています。
自分自身、なにもわからないまま、打撃戦に押し込まれ、サンドバッグのように殴られたので、ダメージを少なくすることは重要。打撃系の選手との距離感、間合いを、今のうちから習っておいてほしいね」
〜藤波辰爾選手は1986年6月12日大阪城ホールで、前田日明選手とのシングルで右目上をぱっくり割り大流血し、その時、付き人としてリングサイドにいたのが若手だった船木誠勝選手。
船木:「あの試合を間近で観て、藤波さんが瞬きするたびに白い骨が見えて・・・あんな怪我はしたくないなと思いました」
LEONA:「これからもいろいろなスタイルを経験し、自分のスタイルを少しずつ作っていけたらと思います」
藤波:「LEONAの対戦相手は、イギリスでの仕上がり等をみながら、来週までには決めたいです。いい試練を与えてくれるような選手を選びます」