藤波辰爾選手がWWE殿堂入り正式決定
3月19日、米国WWEが、プロレス界発展に功績を残した先達の栄誉を讃える、WWE殿堂〔ホール・オブ・フェーム〕に、藤波辰爾選手を迎え入れることを発表した。
日本人選手の殿堂入りは、藤波選手の師匠であるアントニオ猪木さん(現参議院議員)以来、2人目となる。授賞式は世界最大規模のプロレスイベント「レッスルマニア31」(3月29日)の前日、28日にカリフォルニア州SAPセンターで行われる。藤波選手は来週半ばにも渡米する予定だ。
藤波選手は、WWEが「WWWF」の名称だった1978年、同団体の総本山であるニューヨークのMSG(マジソン・スクエア・ガーデン)でWWWFジュニアヘビー級王座を奪取。当時のプロレス界の常識を覆すスピーディーな展開、ドラゴンスープレックス、ドラゴンスクリューを始めとするドラゴン殺法で衝撃を与え、ジュニアヘビー級のプロレスを定着させたレジェンドとして高い評価を集めている。