プレ旗揚げ興行として開催されたPURELY REBORN 2008は、蝶野正洋、高山善廣、Uドラゴン等の大物選手が参戦。大阪プロレス、プロレスリング華☆激の提供試合も行なわれ、華やかな興行となった。
*蝶野正洋初参戦
全試合終了=出場選手記念撮影
メインで行なわれた「レジェンドタッグマッチ」では、蝶野正洋が藤波辰爾とのタッグで、ヒロ斉藤・グラン浜田組に快勝した。序盤は蝶野vsヒロ、藤波vs浜田がクラシックなレスリングを展開。ヒロ&浜田組は、蝶野に狙いを絞り集中砲火を浴びせたが、それを乗り切った蝶野がドラゴンスクリュー、シャイニングケンカキックで先輩・藤波をアシスト。最後は藤波がドラゴンスリーパーで浜田からギブアップを奪った。
リング上で藤波とがっちり握手を交わした蝶野は、試合後「今日はキャリア30年以上の大先輩に囲まれ、いい意味でプレシャーを感じながら試合をすることができた。このドラデョションは、ベテラン選手の面々にレスラーとしての力量を見てもらうという意味でもとてもいい場所だと思う。オレ自身もまた出たいし、若手選手にもどんどん上がってもらいたいね」と初参戦の感想を述べた。
藤波は「今日の蝶野の参戦も今年のドームからの流れ。これからもレジェンドとして残された時間を大切にがんばっていきたい」と語った。
*高山と長井を見殺し
昨年の米沢大会で、高山善廣の顔面蹴りを受け病院に搬送されている長井満也が、その宿敵ともいえる高山とのタッグで吉江&高木の巨漢タッグと対決。遺恨を抱えたままの高山&長井組は小競り合いを繰り返しながらも、合わせて300キロの吉江&嵐を連係で圧倒していくが、最後に高山は長井をバックドロップで投げ捨てて退場。パートナーに見捨てられた長井は、吉江のダイビングボディプレスで圧殺された。
*ウルティモ・ドラゴンが藤波に参戦を呼びかけ
南野武とのタッグで、藤田峰雄(WMF)&ミスター雁之助(元WMF)組に快勝したUドラゴンが試合後「メキシコで藤波さんは今でも伝説のレスラー。是非、もう1度メキシコで試合をして欲しい」と、藤波に、自身のメキシコでの興行への参戦を呼びかけた。
また、ミスター雁之助が愛弟子である藤田峰雄にドラディション参戦を薦めた。 |