大会のポイント
2015年初のドラディション大会「FIGHT OF KINGS」全6試合が、後楽園ホールにて行われた。
試合前に、スーツを着用した藤波がリング上で、3月28日に米WWEの殿堂入りを果たしたことを来場した観客に、改めて報告し、記念の盾とリングを披露した。
また、10月にはホール・オブ・フェームを記念した大会を、東京(10月1日)〜大阪(10月3日)・博多(10月4日)に行うことも合わせて発表した。
第5試合に出場予定だった初代タイガーマスクが、3月20日の曙戦で胸部圧迫による心臓疾患で急遽欠場。かわりに弟子のスーパータイガーが出場した。
第4試合では、LEONAが鈴木みのるとのシングルマッチに挑戦。
試合は終始鈴木みのるのペースで進行。LEONAもエルボーの応酬、張り手で意地を見せ、ドロップキックで反撃するも、鈴木の執拗な関節技、不意を突く鋭い打撃に悶絶。最後は鈴木がゴッチ式パイルドライバーでLEONAをマットに沈め、余裕の3カウントを奪った。
メインでは、藤波辰爾vs船木誠勝の師弟対決が行われた。試合はグラウンドでスタートし、リング上は昭和プロレスの緊迫感に包まれた。
中盤からは船木が重い打撃を容赦なく藤波に叩き込む。押され気味となった藤波が痛烈なビンタでペースを呼び戻し、ドラゴン殺法で畳み込む。両者一進一退の技の攻防となったが、最後は船木の腕十字で藤波がギブアップ。
完敗した藤波だったが、試合後、痛めた左腕を押さえながらも、船木との再戦を要求。藤波の新たなステージが始動した。
試合結果
第 1 試合
倉島信行
7分24秒
裏十字固め
裏十字固め
兼平大介
第 2 試合
ベアー福田
ヒロ斉藤
ヒロ斉藤
14分03秒
ダイビングセントーンから 片エビ固め
ダイビングセントーンから 片エビ固め
MAZADA
NOSAWA論外
NOSAWA論外
第 3 試合
長井満也
11分23秒
ストレッチプラム
ストレッチプラム
松井大二郎
第 4 試合
鈴木みのる
8分38秒
ゴッチ式パイルドライバーから 体固め
ゴッチ式パイルドライバーから 体固め
LEONA
第 5 試合
スーパー・タイガー
アレクサンダー大塚
アレクサンダー大塚
15分43秒
フルネルソン
スープレックスホールド
フルネルソン
スープレックスホールド
ブラック・タイガー
田中将斗
田中将斗
第 6 試合
藤波辰爾
8分47秒
腕ひしぎ逆十字固め
腕ひしぎ逆十字固め
船木誠勝
試合写真