長井満也選手のデビュー２５周年を記念した大会、「DRADITION 2016 SECOND」が後楽園ホールで行われた。
最前列には NAGAI シートも設置され、会場には長井満也のファンが大集結した。試合終了後には、サプライズで初代タイガーマスクが登場、デビュー２５周年を祝う花束が贈られた。
長井は「デビュー２５周年記念試合」としてメーンイベントに登場、パートナーはドラディション初出場となるＤＫ（ダーク・キングダム）の同士・ＫＥＮＳＯだ。対するは、ＵＷＦ時代の先輩・船木と元ＤＫの真霜組。 途中、船木組の集中砲火を浴び、苦戦を強いられた長井だったが、ＫＥＮＳＯの加勢で形勢逆転。最後は、ＫＥＮＳＯが船木を抑える中、伝家の宝刀・ハイパーニー空牙を発射。真霜から白星をあげた。 試合終了後、マイクを持った長井は、「ぼくのアモーレです！」と、２５年の格闘人生を支えてきた、かほる夫人を紹介。リング上で夫人に感謝の言葉と花束を贈った。たくさんのファンの暖かい歓声の中、長井満也デビュー２５周年記念大会が終了した。

セミファイナルでは、藤波が全日本プロレスの総大将・秋山準との初のタッグを組み、ベテラン職人タッグ〜藤原・ヒロ組と対戦した。若い秋山に狙いを絞り、老獪で絶妙な連携をみせた藤原組だったが、最後はヒロのダイビングセントーンを誤爆させた秋山が、エクスプロイダーでヒロをマットに沈めた。

第４試合はＬＥＯＮＡがＴＡＪＩＲＩの胸を借りてのシングルマッチ。ＬＥＯＮＡは意表をつくＴＡＪＩＲＩの守備と攻撃に翻弄されながらも、ドロップキック、ダブルアームスープレックスと果敢に反撃。しかし、変幻自在のＴＡＪＩＲＩの流れを制することは出来ず、最後は手加減無用のバズソーキックで３カウントを奪われた。