全試合終了=出場選手記念撮影
約3ヶ月ぶりとなる大阪大会は、大阪プロレスの常設リングであるデルフィンアリーナで行なわれ、超満員札止め。昨日の岐阜大会に続き、大盛況となった。序盤は、元大阪プロレスの菊タロー、マグニチュード岸和田と男盛りのコミカルな対戦に客席は大爆笑。メキシコからやって来た闘龍門メキシコの選手達の本場ルチャにも大声援が送られた。
メインではKーDOJOから修行参戦している滝澤大志がヒロ斉藤とのタッグで長井満也&嵐組と激突し、熾烈な闘いを繰り広げた。
*滝澤大志〜長井&嵐組に大奮闘するも・・・
KーDOJOから修行に来ている滝澤が、師匠でもあるヒロ斉藤とのタッグで、ドラディションの反体制タッグ〜長井満也&嵐組と対戦。
長井組はまず斉藤を痛めつけると、次は滝澤。長井は滝澤を場外にひきずり下ろすと強烈なミドルキックを胸板に叩き込む。続けてイス攻撃。鉄柱攻撃、そして2階席への階段までなだれ込み乱闘を繰り広げた。リングに戻っても長井&嵐の勢いは止まらない。長井がハイキック、ニールキック、嵐がラリアット、裏投げと波状攻撃を仕掛ける。滝澤はダブルタックルをドロップキックで切返し、懸命に反撃のチャンスをつかもうとするが、嵐は飛びかかってくる滝澤を軽々とマットに叩き付けてしまう。長井が斉藤の動きを押さえている間に、嵐が、最後の力を振り絞り立ち向かって来た滝澤を、ラリアットで豪快になぎ倒すと、必殺のパワーボムで滝澤をマットに沈めた。
ヒロに頭を下げる滝澤
セコンドに付いていた吉江が救出のためリングに駆け上がると、長井が「おい!吉江!こんな役立たず連れて来てどうすんだ?責任取れよ!おい!斉藤!お前が教えてるらしいけど、お前はもう化石だ!」と、プロレス界の重鎮に向かっても暴言を吐いた。さすがの斉藤もこれには我慢できず長井に襲いかかるが、若手が制止。大阪のファンからは、なんと長井&嵐組に声援が飛び、斉藤と吉江は言い返すすべもなくリングに立ち尽くす。
負けを喫した滝澤はリング中央で斉藤にひざまずき頭を下げたが、斉藤は苦い表情のまま無言。
5日の後楽園大会で滝澤は、KーDOJOの若手とのタッグでドラディションくらしま、田島組と対戦する。 |