*稔がドラディション初参戦
現在、全日本プロレスを主戦場に様々な団体で活躍中の稔が、ドラディションに初参戦。初めてタッグを組むカブキ・キッドと共に、初対戦の毛利昭彦(毛利道場)&石倉正徳(石倉道場)組と激突した。
稔のコールに、来場したファンからは白い紙テープと熱い声援が送られた。試合は稔と毛利の素早い攻防からスタート。石倉もキレのある動きでカブキに向かっていくと、カブキは瞬発力のあるパワー殺法で応戦。
息をもつかせぬ一進一退の攻防が続いたが、最後は稔が必殺のファイヤーボールスプラッシュで石倉をマットに沈め、ドラディション初参戦で初白星を挙げた。
*レジェンドタッグさらに絶好調
メインでは、大阪大会2度目となる藤波辰爾・長州力・初代タイガーマスクによるレジェンドタッグが、青柳館長・グラン浜田・嵐組と対戦した。レジェンド戦士がそれぞれのテーマ曲で入場すると、ファンが花道に押し寄せ大歓声。
序盤は嵐が巨体を生かした豪快な攻撃で長州を圧倒したが、逆効果。長州が奮起し大反撃を開始。ラリアットで嵐をなぎ倒し、さらに場外に落ちた嵐になんとプランチャを発射。大阪のファンを驚かせた。
長州の勢いは止まらない。サソリ固め、エルボードロップ、ラリアットと、リング場を完全制覇。藤波、タイガーが危機に陥る場面でも、長州ががっちりとサポートし二人を救出。最後は藤波が、長州とタイガーのアシストを受け、館長から足4の字でギブアップを奪った。
試合後もまだまだ余力がある長州は「次は北海道!」と、13日から始まるドラディション初の北海道巡業へ意欲をみせた。藤波も「長州がプランチャなら俺もドラゴンロケットだ!」と笑顔でコメント。北海道では、レジェンドが飛ぶ。
|