12月3日大阪大会で、第2回DRAGON CUPクルーグリット杯トーナメント1回戦が開催された。無我所属選手を始め、プロレスリング・ノアから潮崎豪選手、ハッスルからはTAJIRI選手、ゼロワンMAXからは高岩選手と他団体からも強豪が参戦。1回戦から白熱した闘いが繰り広げられた。
*ヒロ斉藤vsTAJIRI
元WWF世界ジュニア王者(ヒロ)vs WWEクルーザー級王者(TAJIRI)とのマニアも注目の一戦。
TAJIRIの挑発にドッシリと構えるヒロ。ヒロの重厚な攻撃をトリッキーな動きでかわしたTAJIRIが、巧みなサブミッションでヒロを苦しめる。ヒロは急所攻撃からセントーンでペースを取り戻すが、TAJIRIはトップロープに上がったヒロをリング下からロープに衝撃を与え落下させる。必殺技ダイビングセントーンを奇策で阻止したTAJIRIが、ヒロの顔面にグリーンミストを噴射。ひるんだヒロをジャックナイフ式エビ固めで丸め込んだTAJIRIが1回戦を制した。
試合後ヒロは「ハメられた・・・」とひとこと。TAJIRIは「昭和のプロレスはロックアップ一つとっても重いね。準決勝、決勝は誰とあたっても初対決。いっそのこと全員とやってみたいよ」とコメントした。
*竹村豪氏vs潮崎豪
ノアのホープ潮崎と、無我のソウル竹村が対決。ロックアップからスタートし、序盤から激しいぶつかり合いが展開。チョップ合戦では団体の看板を背負った両者が意地の張り合いとなる。中盤は大技の連発で一気にヒートアップ。竹村はロープ越しのラリアットで潮崎を場外に落とすと、ドラゴンロケットを発射。さらにミサイルキック、ジャーマンで試合の流れを握るが、潮崎は竹村のM9を阻止すると反撃開始。潮崎の激しい攻撃に無我の意地を賭け、最後まで粘りに粘った竹村だったが、潮崎の必殺技ゴーフラッシャー(変形ファイナルカット)でマットに沈んだ。
試合後潮崎は「気迫では負けていたので悔しい。次の準決勝も自分のステップアップにつなげて行きたいです」とコメント。

全試合終了=出場選手記念撮影
*藤波辰爾vs高岩竜一
握手で試合がスタート。序盤から高岩は、藤波の左足に集中攻撃を加え、主導権を握るが、ベテラン藤波はそれを巧みに切返し決定打を許さない。一瞬の隙をつきドラゴンスクリューから足4の字で高岩を悶絶させる。高岩は左腕にターゲットを変えると、アームロック、逆十字とサブミッションを駆使し藤波を追い込んだが、高速型バックドロップで高岩を投げ捨てた藤波が、ドラゴン殺法で高岩からギブアップを奪い、ベスト4に駒を進めた。
高岩は「ドラゴン殺法はまだまだ現役ですね。藤波さんの足4の字は返しても痛いんですよ。ドラゴンスリーパーも前半にかけられたなら返せたんだけど・・・」と悔しさをにじませた。
*吉江豊vs長井満也
吉江は長井の得意技・キック封印を狙い、前半から徹底した足攻めで蹴り足を痛めつける。長井は、150キロの体重を使った足攻撃に悶絶しながらも、ふらつく足でキックを放ち反撃開始、昨年度「無我プレミアムトーナメント」覇者の意地を見せつける。長井は関節技、ミドルキック、ニーキックでたたみかけ、キャプチュードでマットに叩き付けると、ストレッチプラムでギブアップを迫るが、優勝を狙う吉江はタップせず。吉江は雪崩式ブレーンバスターで長井を激しく叩き付け、ここ一番のエアバックジャーマンを解禁。腹圧で二段階のダメージがあるこの技で、試合が終わるかと思われたが、V2を狙う長井は、ダメージを押し隠し、雪崩式ブレーンバスター、ハイキックで最後の反撃を試みる。だが最後は吉江のバックブローがヒット。さらに極太腕でのラリアットで長井をなぎ倒した吉江が、必殺のダイビングボディプレスで3カウントを奪い、優勝に向け大きく前進した。
試合後、リング上でマイクを持った吉江が大阪のファンに絶対優勝を誓い、ドラゴンカップ1回戦の幕を閉じた。 |