ドラディション旗揚げシリーズ〜START OF NEW TRADITION〜が船橋アリーナで開幕した。ウルティモ・ドラゴンと、闘龍門ＭＥＸＩＣＯで活躍している日本人ルチャ戦士が多数参戦。華やかな幕開けとなった。

全試合終了＝出場選手記念撮影

＊ベテランタッグが快勝
　藤波辰爾＆ヒロ斉藤のベテランタッグが、吉江豊＆南野タケシ組と対戦した。
　 キャリアの浅い南野を狙い、ベテランタッグが集中攻撃を仕掛ける。２２歳の南野は、若さを前面に出したファイトで藤波＆ヒロにぶつかるが、ベテランの牙城は崩せない。吉江も巨体でカットに入り、南野を救出するが流れは変わらない。最後はヒロ斉藤が旗揚げの祝砲代わりのダイビングセントーンで南野をマットに沈めた。

＊吉江が田島久丸＆南野タケシに喝！
　メインで黒星となった吉江だが、試合後、田島＆南野の若手２人をリングに呼ぶと、ビンタで喝を入れ３月３０日（後楽園）でのレジェンド軍粉砕を誓った。
　控え室でも吉江は「レジェンド？レジェンドなんて過去に後戻りするということでしょう？それで喜ぶ人がいるならそれでもいいですが、オレ達は前に進んで行きますよ！今日の試合は自分でも納得がいっていませんが、３月３０日、見ていて下さい！」と、ドラディションの大黒柱として、前進する意を表明した。

＊嵐が本領発揮
　元のリングネームに改名した嵐が、ドラデョン旗揚げ大会で本領発揮。自身と同じ全日本プロレス出身の宮本和志とのタッグで、長井満也＆不動力也組と対戦。鬼のような形相で攻撃を仕掛ける巨漢・嵐の迫力に客席も圧倒。長井＆不動も懸命に反撃したが、最後は１５０キロの巨体をトップロープから落下させ、不動を圧殺した。