*吉江が連敗記録更新
ドラディション旗揚げ戦から2連敗している吉江豊が、青柳館長とのタッグで、長井満也&嵐組と対戦した。試合は青柳vs長井という、キックの達人同士のにらみ合いでスタート。お互いの蹴りを牽制し合い、緊張感あふれる攻防から、激しい蹴り合いへと移行。吉江対嵐の相撲対決では150キロの巨体をぶつけ合う一進一退の攻防となった。吉江は自らの体を最大の武器に、長井、嵐に体当たりしたが、パートナーの青柳が、長井組の巧みな連係で3カウントを奪われ、惜しくも黒星。
全試合終了=出場選手記念撮影
ドラディションの看板を背負って立つはずだった吉江が、旗揚げから3連敗という結果となってしまった。納得の行かない吉江は、「年配レスラーなんかを頼りにしてもしょうがない。これからのプロレス界は、オレらがガンガンやって行くしかないんだ。レジェンドだかなんだか知らないけど、もうたくさん。オレ一人でもやっていきますよ」と、苦い表情で吐き捨てた。
*オスカル花岡が故郷で凱旋試合
メキシコから来日した闘龍門MEXICOのオスカル花岡が、故郷・九州に凱旋した。ペケーニョ・ニンジャの負傷によりダブルヘッダー出場となったオスカルが、第1試合ではルード(悪玉)であるアミーゴ鈴木相手に大活躍。観客の声援を一身に受け、得意の横回転十字固めで勝利。第3試合では師匠であるウルティモ・ドラゴンとのタッグで、再びルード相手に大奮闘。大原はじめから3カウントを奪われ黒星を喫したが、ウルティモがASAI DDTで敵討ち。会場は拍手喝采となった。
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