9月14日(日)博多スターレーン 17:00開始 観衆:1,100人 全試合終了=出場選手記念撮影 ドラディションが、西日本のプロレスの殿堂とも言われる博多スターレーン初進出を果たした。 今シリーズは、ドラディション所属のベテラン勢による伝統的なスタイルのプロレスに加え、闘龍門メキシコの選手によるルチャリブレ、大阪プロレス流コントプロレス等、バラエティーに富んだ試合が行われてきていたが、今日のメインでは、長井・嵐&ベアー福田組が、ドラディション前代未聞の凶悪な試合を展開し、殺伐とした幕切れとなった。 *長井・嵐&ベアー福田の極悪タッグが藤波・吉江・ヒロ組を制覇 ドラディションの核とも言える藤波辰爾、吉江豊、ヒロ斉藤との一戦に、長井は、全日時代からのパートナーでもある相島勇人をセコンドとして投入。ゴング前から藤波組に襲いかかり、客席になだれ込んでの激しい場外戦となった。 長井組は、四方の客席に藤波組を投げ飛ばし、客席からは悲鳴が飛び交う。藤波組も反則攻撃に積極的に応戦。ラフ殺法のベテランでもあるヒロが本領を発揮すると、藤波もドラゴン殺法で加勢する。さらに吉江が150キロのボディで長井組をはね飛ばし、最後にヒロが、ベアーにダイビングセントーンで決着を付けようとコーナーに上がると、なんと長井がイスでヒロをはたき落とす。長井のイス攻撃をきっかけに、セコンド相島が強引に藤波組を場外に引きずり落すと、またもや場外で大乱闘。 客席から悲鳴が上がる中、嵐、相島は、場外の机に吉江を仰向けにすると、ベアー福田が コーナートップから場外へダイビングボディプレスを発射。まっ二つに割れた机と共に吉江は大の字となる。リング上では藤波が長井組のトレイン攻撃で倒れると、相島が藤波の手首をテーピングテープでロープで固定。完全に孤立したヒロに、嵐がパワーボム、続けて長井がハイパーニー空牙でとどめをさした。 無我〜ドラディション始まって以来の凶悪な攻撃に藤波の怒りが頂点に達し、試合後イスを持ってリングに上がると、長井組、そして長井組の動きを制止できなかったレフェリーにイスを振り上げた。長井組はサッと退散、控え室で「この3人から獲った俺たちがドラディションのトップだろ?悔しかったら全員でかかって来い!」と余裕のコメント。吉江は「長井!嵐!ベアー!だったらお前達がこの団体盛り上げてみろ!お前らに引っ張っていけるわけがないだろ!?」と悔しさをにじませた。 梶原 慧 9分01秒 フィッシャーマンズ スープレックス・ホールド King 男盛 青柳政司 10分50秒 バーミヤンスタンプ えべっさん グラン浜田 新泉浩司 藤田峰雄 13分11秒 ウラカン・ラナ 堀口ひろみ KAZE 休憩 アステカ ウルティモ・ドラゴン 11分46秒 ASAI DDTから 体固め アミーゴ鈴木 大原はじめ 吉江 豊 ヒロ斉藤 藤波辰爾 16分15秒 ハイパーニー空牙から 体固め ベアー福田 長井満也 嵐 Ascending Current 2008 〜上昇気龍〜 2008年9月9日〜9月21日 9月9日(火)テクスポート今治 9月10日(水)小倉北体育館 9月11日(木)鹿児島市民体育館 9月14日(日)博多スターレーン 9月15日(月)広島産業会館西展示館第1展示場 9月21日(日)後楽園ホール