約1年半ぶりとなる大館大会は、東北の英雄〜ザ・グレートサスケが緊急参戦。メインではWドラゴン&高山善廣の豪華なタッグも実現し、寒空の下、熱いファイトが繰り広げられた。
サスケ緊急参戦。縦横無尽に暴れまくった。
*ザ・グレート・サスケがドラディション初参戦
元岩手県議会議員レスラー〜ザ・グレート・サスケが、ドラディションマットに初参戦した。地元みちのくでの緊急参戦に、秋田のファンは大喜び。エル・ブレイザーとのタッグで、ペケーニョ・ダミアン 666&南野タケシ組を撃破した。
序盤はダミアン&南野組が、2階席までなだれこんでの場外戦攻撃でペースを握るが、中盤からはサスケ&ブレイザー組が息の合ったコンビネーションと、得意の空中殺法で一気に挽回。最後はブレイザーのファイアーバードスプラッシュで、ダミアンから3カウントを奪った。
試合後サスケは「ドラディションのリングは藤波さんの人柄そのままの、ある意味暖かさのある興行でした。その中に、激しさがあり、おもしろさがあり、闘いがあり、今日こうして参戦できてよかったです。また東北で興行があったら出場したいです。その時はWドラゴン(藤波辰爾&ウルティモ・ドラゴン)とタッグを組んでみたいですね!」とコメントした。
*Wドラゴン&高山善廣〜豪華タッグが実現
メインでは藤波・ウルティモ&高山がタッグを組み、長井満也を中心とするドラディション反勢力タッグと激突。
長井&ベアー組は、大原はじめを味方に付け、序盤から反則攻撃連発で藤波組を圧倒。師匠越えを目論む大原は、ウルティモのマスク剥ぎを敢行。執拗な大原の反則攻撃に、ウルティモは、あわや大館のファンに素顔をさらしそうになった。
延々と続く長井組の反則攻撃に対し、藤波組はベテランの技とコンビネーション、そして助っ人高山の強力なパワーで危機を切り抜け、最後は藤波が必殺のドラゴンスリーパーで大原からギブアップを奪った。
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