吉江豊の地元・前橋で行われる『吉江豊ふるさと祭り』も、今回で3回目となり、リピーターを含むたくさんのファンで前橋グリーンドームは満員となった。
吉江の自主興行である『吉江祭り』は、毎回、趣向を凝らしバラエティ色豊かな内容でファンを楽しませているが、今回も、よしえ・つねお(ワハハ本舗所属・吉江豊の実兄)のクールなコントで幕を開け、ルチャリブレや3WAYマッチ、女子プロレス、そしてメインではヘビー級同士の激しい試合が行われ、前橋のファンを大いに沸かせた。
4L・ブレイザー&エル・ブレイザー
*新キャラクター〜4L・ブレイザーが吉江祭りに見参
第3試合ではエル・ブレイザー&4L・ブレイザー という異色タッグが登場。アニメソングに合わせて入場してきたのは、4Lサイズのコスチュームに身を包んだ、エル・ブレイザーの大型版。4Lは、吉江ばりの巨体ながらも、本家エル・ブレイザーに負けじと、軽やかにリングを飛び回り、グラン浜田&南野タケシ組を翻弄。最後は、4L がトップロープからの4Lプレス(ダイビングボディプレス)で南野を圧殺し、ブレイザータッグが白星を飾った。
*吉江&関本がメインで勝利
吉江祭りメインでは、ドラディションの勢力争いを繰り広げている、吉江豊&関本大介組と長井満也&ベアー福田組が激突。長井組は、大原はじめをセコンドに付け、レフェリーの死角を突き反則攻撃を繰り返す。だが関本の粘り強くパワフルな攻撃と、吉江の体重をフルに使った肉弾攻撃に、長井組は連係が乱れ、誤爆、相打ちが連続。その機を逃さず関本がベアーをパワーボムで叩き付けると、吉江がトップロープから150キロの肉塊を落下させ、3カウントを奪った。
故郷で白星をあげた吉江は、笑顔でマイクを持つと、「前橋のみなさん、吉江祭りに来てくださってありがとうございました!こうして3回目の地元での興行ができたのも、応援して下さった方々のおかげです。本当に感謝しています。みなさんの応援に応えるためにも、僕はこれからもプロレスでみなさんを元気にしていきたいです。来年はデビュー15周年。ますますパワーアップした『吉江豊ふるさと祭り』でこの会場に帰ってきますのでよろしくお願いします!」と、感謝の言葉を述べた。
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