RESULT

11月3日(土・祝)ウイングハット春日部 15:00開始
観衆:1,600人
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*「僕にはここ(無我)しかない」(竹村)
 久しぶりのタッグを組んだ藤波辰爾・竹村豪氏の師弟コンビが、ヒロ斎藤&長井満也組から白星を奪った。試合中盤、ヒロ、長井の執拗な攻めに苦悶の表情を浮かべながらも耐えきった竹村が、師である藤波のドラゴン殺法のアシストを受け、必殺のM9でヒロ斎藤から3カウントを奪った。
  所属選手の離脱に関して怒りが収まらない竹村は試合後、「こんなことが許されるなんて思わない。気持ちをひとつにして始めた無我なのに、これは完全な裏切りです。もちろん試合数は多い方がいいにこしたことはない。でも僕は今、お金じゃなく気持ちで動いています。選手ひとりひとりが精一杯力を出してやって行けば、無我は必ず成功すると信じています」と、唇を震わせた。
 師匠・藤波は「今日の試合は、みんなが率先して前へ出ようという気持ちが伝わって来て、ある部分とてもいい感じだった。新しい選手も参戦してくれて、新たな無我が始まったと実感できた。僕もそんな中で、新しいスタートを切ろうと思い、12月のトーナメントへの参戦を決めました。出るからには必ず勝ちますよ」と、晴れ晴れとした表情でコメントした。

*「明るい未来しか見えない」(吉江)
 メインは無我の巨漢・吉江豊 vs 元力士・高木功の150キロ同士の一騎打ち。無我始まって以来の巨漢対決は、力比べから始まり互角の攻防が続いた。中盤から吉江は体当たりで高木をはじき飛ばすと、高木圧殺を試みる。だがそれを返した高木は、強烈なDDT、バックドロップで吉江をマットに叩き付け反撃。自らの体重が上乗せされ推定約300キロの激しいダメージを負った吉江だが、ランニングボディプレス、バックドロップで意地を見せる。最後は得意の裏拳2連発で高木を倒すと、トップロープからピンクの肉爆弾を落下させ高木を完全にプレス。見事に3カウントを奪い、巨漢対決を制した。
 高木選手の無我参戦に最後まで反対していた吉江は、「今日の、僕と高木選手との一戦は、これからの無我に大きな意味があります。高木選手と初めて一緒にリングに立ってやっと、これから一緒にやって行けるという気持ちになりました。今日から新たな出発。はっきり言って、今は明るい未来しか見えません!」とニッコリと断言した。


全試合終了=出場選手記念撮影

*他団体選手が続々と無我参戦
 無我リングに、伊藤道場から浜田文子、佐藤綾子の両選手が初参戦。粘り強い攻防で客席を湧かせた。浜田選手は無我のレギュラーメンバー・グラン浜田の娘でもあり、何度か無我のリングに足を運んだことがあるという。
 試合後、浜田選手は「以前から無我のリングに憧れていたので、今日は実際に上がることができてとても嬉しかったです。これからも機会があったらどんどん上がりたいです。伊藤道場の中でも若手選手を上がらせて勉強の場にしていき、女子プロレスを紹介していけたら嬉しいですね!」と、今後の無我参戦にも意欲を見せた。
 また、闘龍門、みちのくプロレス等で活躍している田島久丸、南野武選手も無我リングに上がり、ラフ殺法全開で維新力選手(どすこいプロレス・無我初参戦)&グラン浜田のタッグを翻弄した。

試合結果 大会のポイントへ
 
第1試合15分1本勝負
○後藤達俊 9分21秒
V1アームロック
倉島信行×
第2試合20分1本勝負
○浜田文子 12分31秒
ライガーボムから
エビ固め
佐藤綾子×
第3試合30分1本勝負
維新 力
○グラン浜田
雪崩式浜ちゃんカッターから
体固め
田島久丸×
南野 武
休憩
第4試合30分1本勝負
○竹村豪氏
藤波辰爾
14分40秒
M−9から
片エビ固め
長井満也
ヒロ斉藤×
第5試合30分1本勝負
○吉江 豊 16分42秒
ダイビングボディプレスから
片エビ固め
高木 功×
 
 

 
無我 BATTLE LIVE 2007
 
2007年9月25日〜11月20日
 
9/25 アクロス福岡
10/18 後楽園ホール
11/3 ウイングハット春日部
11/11 宇都宮市明保野体育館(MAG/無我 闘秋!宇都宮 FIGHTING LIVE)
11/18 国東体育館
11/20 大分イベントホール