藤波辰爾の地元・大分県国東半島で、初の無我ワールド・プロレスリングの興行が行なわれた。会場には、藤波の恩師、同級生、家族も観戦に訪れ、懐かしい顔ぶれを前にした藤波を中心に、無我メンバーが熱い戦いを繰り広げた。

全試合終了=出場選手記念撮影
*ハンディキャップマッチで吉江が豪快な勝利
大阪プロレスから参戦したえべっさんが、グラン浜田とのタッグで150キロの吉江豊を相手にハンディキャップマッチに挑んだ。
えべっさんは試合前、自らの称号『大阪名物世界一』のベルトを賭けることを提案、即席でタイトルマッチが決定。えべっさんは得意の口撃で吉江を翻弄したが、吉江はまったく動じず、150キロの肉塊で浜田&えべっさんを吹っ飛ばす。最後は浜田がえべっさんを裏切り、吉江に加勢。孤立したえべっさんは、吉江のダイビングボディプレスであっさりと圧殺され、ベルトは吉江の腰に巻かれることとなった。だが、吉江の太い腹には『大阪名物世界一ベルト』が巻けないことに気付き、すぐにベルトを返上。えべっさんは『吉江!お前にこのベルトはまだ無理やな!!』と毒づき、意気揚々と退散した。
*藤波が故郷で白星
メインでは、地元出身・藤波と、昨年末の無我トーナメントで優勝を飾った長井のシングルマッチが行なわれた。序盤は、藤波がコブラツイスト、スリーパーで長井を失神寸前まで追い込んだ。だが中盤から、関節技、キック連発で長井が本領を発揮。ストレッチプラム、キャプチュードと得意技の連発で試合の流れを引き寄せる。しかし最後は長井のキックをうまくかわした藤波が、間髪入れずにドラゴンスリーパーで捕獲し、ギブアップを奪った。
故郷に錦を飾った藤波は、「久しぶりに国東で試合をしました。いい雰囲気でしたけれど、知った顔がたくさんいて、ある部分緊張しましたね。12月のトーナメントに向け、本格的に調整に入っています。まだまだですけれど、出るからには優勝を狙います」と厳しい表情で語った。 |